両方ともとても役立つ情報満載でした!もっと多くのみなさんに聞いていただきたかった・・・という反省から、両会の内容メモを掲載します(ご協力感謝:丸岡さん、Junちゃん)。 皆さんの山登りの参考になれば嬉しいです。また、「こんな話もしていたよ」とか「ここは間違ってる」など、参加した皆さんのご協力もお待ちしております。 【水分補給】−「喉が渇いてから飲むのでは遅すぎる!」 口に入れた水分が体内に吸収されるのは30分後。おそ10〜20分に1回150ml(女性は10分間で60ml)くらいを補給するのが効果的。 一度にたくさん飲んでも、胃の膨満感で不快。また余分な水分は排泄されてしまうので無駄になる。。 ザックを下ろすことなくこまめに水分補給できるハイドレーションシステムの利用がオススメ。 オススメの飲み物:【トレーニング】−最大運動量をまず測る。その7〜8割の負荷の運動がカギ! ただ一日1万歩あるいても、筋力・体力は向上しない。筋トレが必要。 まず最大運動量(初期値)を測る。その7〜8割の負荷の運動を継続すると、一定期間後に筋力・体力がUPする。 例えば、スクワットをして、ヘロヘロになる回数が10回だとするとその80%の 回数8回を1セットとし、1日3セット行うと1ヶ月で、10%筋力はあがる 簡易的に最大運動量を測る方法=最高心拍数を算出する1週間に60分ほどしっかりトレーニングをするとよいので、インターバル速歩を1日20分週3〜4回するもよし、 光城山に行って下りてくるくらいの程度の登山を週1回行うもよし。どちらも体力アップに効果的。 トレーニングの効果 【インターバル速歩】 速歩の効能:屈曲力・伸展力が向上する。体力がつく。姿勢がよくなる。性格が明るくなる。 速歩3分以内+ゆっくり歩き3分の繰り返しを1日30分。1日おき。5ヵ月後には筋力・体力10%UP。 最高心拍数×0.7以下の心拍で行う運動は無酸素運動。 最高心拍数×0.7以上の心拍で行う運動は有酸素運動。 インターバル速歩は有酸素運動と無酸素運動を繰り返すことにより、効果的に持久力・筋力を増強できる。 有酸素運動と無酸素運動トレーニング効果があるのは、「ややきつい」と感じる程度の速歩
まずは、ストレッチ。体を温めてから、歩き方の実習です。
筋肉痛は筋肉が壊れた状態で、治る時に筋肉が再生されるそうです。 筋肉の再生には48時間かかるので、1日おきにトレーニングすると効果的だそうです。 【熟大メイト(計測器)】 歩行時の運動エネルギー計測機能、持久力推定機能、筋力推定機能がついているスグレモノ。 運動量がある一定の量を超えないように、警告音を設定できる。 運動量がある一定の量を超えたら、音で知らせる。 詳しくはこちら(熟年体育大学リサーチセンターのホームページ) 【体をつくる栄養素・登山に必要な栄養素】−たんぱく質とグリコーゲン 筋肉を作るのはたんぱく質。運動後1時間以内にたんぱく質を摂るとよい。動物たんぱく植物たんぱくどちらでもよい。牛乳、豆腐、ジョグメイトなど。 「効果的に筋力をつける食事法は?」(ミズノ「スポーツマンのための栄養学」) スタミナのもとになるのはグリコーゲン。 「スタミナのしくみ」(ミズノ「スポーツマンのための栄養学」) 【ストレッチ】 登山前にストレッチ(ウォーミングアップ)。下山したらストレッチ(クールダウン)。 下山後温泉に入る前にストレッチした方がよい。 農家の人は一日動き回っているから体力があると思われますが 同じ動きをしているので、体のためには、農作業前にストレッチ 農作業後にもストレッチがよい。 【登山中休憩時に体をほぐす】 登り:前かがみになった姿勢をほぐすため、ザックを下ろし、腰を伸ばす(左右、上に。反らすと痛めるので気をつける)。 下り:下半身が疲労しているので、座って足を開放してあげる。 【軽量化】 まず、自分の体を軽量化。それから、荷物を軽量化。 自重+リュックの重さの3倍が膝にかかってるってご存知でした?走る場合はなんと5倍の重さになるそうですよ。 これはもう・・・とにかく減らすしかないですね。あなたはまず何から減らす(笑)? 【行動食】−「お腹が空いてから食べるのでは遅い!」 口にいれた食物がエネルギーとなるのは3時間後。 お腹が空こうが空くまいが、休憩の際にはカロリー補給する。 自分の消費カロリーが正確につかめていると、どれくらいの行動食を持って行ったらいいかわかって効率がよい。 【体調管理】−脈拍と体温 朝起きたとき寝たままで、脈拍を計る(安静時心拍)。脈拍が通常より高かったら体調が悪いかもしれない。 ちなみに体力があると心拍数は低くなる傾向がある。 体調が悪い時は、朝体温を測ると37℃付近まで上がっている。 こういう日は無理をしないように気をつける。 【体の故障と上手に付き合う】 基本的に、膝の故障も、腰痛も治りません。 これ以上ひどくならないように、付き合っていくのが重要だそうです。 さらに痛めないように十分気をつけながら、トレーニングで強化しましょう。
あまりトレーニングのことばかり考えてもストイックになりすぎて、おもしろくありません。あくまでも、目的は「楽しく山に行く」ことだと思います。そのためにトレーニングするのはもちろんOKですが、休憩をしっかり取ったり、昨日話したように水分や行動食ををきちんと補給することも手段の一つです。方法で頭がいっぱいになって、目的を見失ってしまうとつまらないものになってしまいます。誰かが言っていましたが、ビールを飲みながら登山をする方がいるという話が出ましたが、体力に余裕があるからこそできると思いますので、それが楽しみであればそれはそれで良しです。ま、私としてはあまり勧めにくいですが。 登山は年齢、体力を問わずその人に合った楽しみ方が可能です。残念ながら、それでも中高齢者を中心に事故が多発しています。現在私たちは、熟大メイトが安全に登山を行うための道具になり得るための実験を行っています。いずれ、また皆さんの力を借りる時が来る可能性もあります。その時はまたよろしくお願いいたします。 |