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【稜線でにんまり♪ 2014.9】

ここ数年来の課題、「飯豊連峰」。
数年前の7月上旬、朝日連峰にヒメサユリ見に行った帰りに温身平のブナ林に寄った時に初めて飯豊連峰を見たのだけれど、その時はまだ雪みっしり。
お茶碗に山盛り盛った白いごはんみたいで、ああだから「飯豊」っていうのか、って思った。
で、その時の山までの距離感と見上げ具合が、あちこち歩いてる感覚から、「ああこれは一筋縄ではいかないな」って感じた。
何せ小屋はあるけど寝具と食糧は全て担ぎ上げる必要があって、私が大嫌いな登山スタイル。
行くのにかなり勇気や準備が要って、数年来ずっと宙ぶらりんになってた課題。それがふと今回、ごちゃごちゃ考える前にとにかく行こう、とすんなり思えた。

登りはその重い荷物をかついで「上級者向き」のダイグラ尾根を登り、最大限周遊して丸森尾根を下りてきた。標高差が登りで1700m、下りで1400mくらい。
荷物が重くて斜面が急で、登りは延々と続くアップダウンを前に思わず「私無理かもー」。下りは踏ん張りきかずに小走り、最後はヘロヘロ。久しぶりに筋肉痛になった。

麓が「マタギの里」だからクマとかバリバリ出るんだろうけど、大変すぎてそんな心配するどころじゃなかったね。
道もとてもワイルドで、全て「自分で何とかしな!」って感じで(笑)、ロープもハシゴもなければ○印も×印もない。細い今にも崩れそうな足場もそのまんま。
あれ見てるとアルプスとかの登山道って一体何なんだろうなって気がしてきたな。

ただ紅葉がとてもきれいで、そんなこと全く期待してなかったんで、一人でわーきゃー♪
天気がよかったので、朝日連峰、そのむこうに月山、そしてさらにむこうに鳥海山が見えて、
それらの山から飯豊を「いつか行きたいなー行けるかなー」と眺めたことが思い出され、今その稜線に立って居ることが何だかとても嬉しかった。
・・・にんまり♪(笑)。
結局2泊3日の予定を1泊2日で下山してきて、温身平の温泉宿に泊まってのんびりブナの森を歩いてから帰路についた。
(で、下山したら友人から「御嶽行ってないよね!?」メールが来てて噴火を知った、と。)

最近すっかりヘタレになった私としては、久しぶりにエンジン全開な山旅だった(笑)。

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